ある日、1せきの舟が、のっていたおおぜいの人とともに海にしずんでしまいました。
それを見ていた1人の男が、
「神さまのやりかたはまちがっている! あの船には、ばちあたりな人間が1人のっていただけなのに、その人をばっするために、おおぜいの罪のない人を死なせるなんて、まったくひどい話だ」
と、いいました。
ちょうどその海岸は、アリがたくさんいる場所でしたので、一ぴきのアリがこのうるさい男をちくりと刺しました。
「うっ! アリのくせに人間さまをかみやがって、こうしてくれる!」
すると男は、たった一ぴきのアリが刺しただけなのに、そこにいたアリを残らずひねりつぶしてしまいました。
そのとき、ヘルメスの神があらわれて、男を杖でたたいて、こう言いました。
「どうだ、これでもおまえは、おまえがアリをさばくのと同じように、神が人間をさばくのはけしからんというつもりか」
不幸があったときに、神をののしってはなりません。
それよりも、自分がなにか悪いことをしなかったかどうか、反省することが大切です。
他の記念日
救世軍日本伝道記念日
1895(明治28)年、救世軍日本支部が設立されました。
救世軍は、1878年にイギリスで創設されたプロテスタント系のキリスト教の一派で、軍隊的な組織のもとに、民衆への伝道と社会事業を行っています。
孤児院の日
1887(明治20)年、岡山の医師・石井十次が日本初の孤児院「孤児教育会」を創設しました。
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