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8月23日 白虎隊(びゃっこたい)の日(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)

2012年8月23日(木) 08時39分22秒
戊辰戦争で会津藩の白虎隊20人の隊員が、城下の飯盛山で自刃(じじん)したのが1868(慶応4)年のこの日です。
 白虎隊は16歳から17歳までの少年で編成されていました。
 町に火の手が上がったのを落城と思い自刃しましたが、鶴ヶ城が降伏により開城したのは1ヶ月後のことでした。
トラと坊さんとやまイヌ 
むかしむかし、一ぴきのあばれもののトラが、ワナにかかりました。
「たすけてくれー! 外に出してくれー!」
 そこへ、一人の坊さんが通りかかりました。
「お坊さま。どうかわたしを、ここから出してください」
 トラは、きゅうにやさしい声でいいました。
「だめだよ。おまえは外に出たら、きっとわるいことをするだろう」
「とんでもない。ご恩は一生わすれません。わたしはあなたの召使いになって、おつかえしますよ」
 トラがないてたのむので、坊さんはかわいそうになりました。
「おまえは、それほどわるいやつじゃなさそうだな。よし、出してやろう。そのかわり、二度とわるいことをするんじゃないよ」
 オリから出してもらったトラは、おなかをかかえてわらいました。
「ワハハハハハ。バカな坊さんだ。わたしはおなかがペコペコなんだよ。どれ、あなたをごちそうになろうかな」
 坊さんは、ビックリしていいました。
「ま、まってくれ。わたしをこんなめにあわせることが、いいことかわるいことかみんなにきいてみる。そのあいだだけ、わたしをたべないでいておくれ」
 坊さんはそういうと、すぐそばにあった大きなぼだいじゅの木にたずねました。
 ところが、ぼだいじゅの木は、
「わたしなんか、いつもそんなめにあっていますよ。旅人に木かげをかしてあげているのに、枝や葉をちぎられてしまうのですから」
と、いって、ちっともトラの味方をしました。
 ガッカリした坊さんは、こんどは水牛をつかまえて、ずるいトラのしうちを話しました。
「それはおきのどくさま。でも、わたしをごらんなさい。みんなはわたしがミルクを出すうちは、よろこんで油かすやワタの実のエサをくれます。ところがミルクが出なくなったとたんに、ろくにエサもくれないんですよ」
 水牛も、トラの味方です。
 ガッカリした坊さんは、トボトボと道をあるきながら、こんどは道に、トラの話をしてみました。
 すると、道は、ニガニガしくいいました。
「人に、いいおかえしをのぞむのはむりですよ。まずしい人もお金持ちも、いろんな人がわたしをふみつけて通るのに、このわたしにくれるものといったら、ゴミとか、つばとか、タバコの灰ぐらいのものですよ。ま、あきらめるんですね」
「ああ、もうだめだ。だれも味方してくれない」
 坊さんは、かなしくなりました。
「どうしたんですか? お坊さん」
 ちょうど通りかかった山イヌが、ふしぎそうにたずねました。
「わたしはもうすぐ、トラにたべられてしまうんだよ」
「へえ。どうして?」
 坊さんは、山イヌにわけを話してきかせました。
「それはふしぎな話だなあ。なんだか、さっぱりわからないや」
 山イヌは、あたまをかしげるばかりです。
 そこで坊さんは、もう一度、話をきかせてやりました。
「ああ、ますますわからないや。右の耳から話がはいると、左の耳からぬけていってしまう」
 山イヌは、頭をたたきました。
「そのトラのところに行ってみましょうよ。そうしたら、わけがわかるかもしれない」
 トラは、ツメとキバをとぎながら、坊さんを待っていました。
「ずいぶんおそいじゃないか。もう、がまんできないぞ」
 坊さんは、ガタガタふるえながらたのみました。
「もうちょっとだけ待ってくれ。この山イヌが、どうしても話がわからないっていうんだよ」
「うるさい山イヌめ。まあいいや。ごちそうは目の前にあるんだし」
 坊さんは、なるべく長生きしたいので、こまかいところまで残らず山イヌに話してやりました。
 すると山イヌは、おおげさにさけびました。
「ああ、そうか。わかったぞ。なんだ、こんなかんたんなことだったのか。つまりえーと、お坊さんがオリの中にいた。そこにトラが通りかかったんですね」
「バカもの! このわたしがオリの中にいたんだよ」
 トラは、あきれていいました。
「そうでした。このわたしがオリにいた。いやちがう。このわたしっていうのは坊さんのことですね。お坊さんがオリにいて、トラが外を通りかかったと」
「ちがう! わたしっていうのは、このわたしのことだ。わからずやめ、こうなったら、わかるまで話してやるぞ」
「はい、おねがいします」
「よく聞けよ。いいか、ここにいるわたしはトラさまだ」
「はい、トラさま」
「これが、坊さんだ」
「はい、坊さん」
「これがオリ。このオリの中にいたのは、このトラさまだ」
「なるほど、トラさまの中にいたのは、このオリですね」
「な、なんだって! このマヌケ!」
「そ、そんなにおこらないでくださいよ。だいたい、最初の最初がどうなっていたかわからないからいけないんだ。えーと、トラさまは、どうやってこのオリにはいったんですか?」
「どうやってだって? そうだなあ。なにげなくはいったと思うよ」
「なにげなくとは、どういうことですか?」
 するとトラは、もうがまんできなくなって、オリの中へとびこんで見せました。
「大バカものめ。なにげなくとは、こういうことだ」
「なるほど。それで、このようにカギがしまっていたのですね」
 山イヌはそういうと、オリの戸のカギをしめてしまいました。
「そうだ。そのようにオリがしまって、出られなく・・・。あっ、しまった! このとぼけた山イヌめ!」
 こうしてトラは、おとぼけのうまい山イヌにとじこめられ、もう二度と外には出られませんでした。
京都 賃貸よりオススメでした。


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